概要
キッチン横の壁に、石こうボード用のアンカー「トグラー」で棚を固定していました。棚を撤去したところ、壁にトグラーの穴がいくつも残ったので、パテで穴を埋めてから壁紙を一面張り替えました。
- 壁紙: 5年前のリフォームで余ったロールを保管していたので、それを使用
- 費用: パテ・のり・道具でおよそ3,000円
元の棚
撤去する前の棚です(2021年5月撮影)。棚板2枚と有孔ボードを壁に取り付けて、コーヒー道具や調味料を置いていました。

施工前の状態
棚を撤去した直後の壁です。少し離れると目立ちませんが、近づくと穴が並んでいるのが分かります。


トグラーの穴は、ビスの穴よりひと回り大きく、周りの壁紙もめくれています。

施工手順
1. 古い壁紙をはがす
古い壁紙をはがします。表面の層だけがはがれて、裏紙が壁に残りました。

裏紙の上からでも、トグラーの穴がはっきり見えます。

2. パテで穴を埋める
穴埋めには家庭化学工業の「石こうボードの穴埋め」を使いました。粉と練り液がセットになっていて、水の量を計る必要がありません。

粉と練り液は、牛乳パックの底の部分を切ってその中で混ぜました。使い終わったら捨てられるので後片付けが楽です。

注意点: 石こう系のパテは混ぜてから固まり始めるまでが速いです。全部の穴をすぐ埋められるように準備してから混ぜ始め、手早く塗っていきます。
付属のヘラで穴に押し込むように埋めます。

乾いたあとの状態です。壁紙を貼ったときに凹凸が出ないよう、表面を平らにしておきます。

3. 壁紙をカットする
壁紙は、5年前にリフォームした際に余ったロールを保管していたのでそのまま使いました。
メジャーで壁の高さを測ってカットします。

4. 養生とのり付け
床はマスキングテープとビニールシートで養生しました。

のりはアサヒペンの壁紙用のりを使いました。薄めずにそのまま使えるタイプです。
のりは、のりバケ(刷毛)で塗りました。
5. 壁紙を貼る
撫でバケやローラーで空気を抜きながら貼っていきます。道具は壁紙用の道具セットで揃えました。

ジョイントテープについて: 本来は継ぎ目にジョイントテープを貼ってから施工しますが、今回は施工箇所が少ないので省略しました。ジョイントテープがなくても、あまり問題はありませんでした。のり付けのときに耳の部分を正確に残しておけば大丈夫です。念のため、最後のローラーは入念にかけて伸ばしておきました。
隅の余った部分は、ヘラを当ててカッターで切り落とします。


完成
トグラーの穴は見えなくなりました。



施工後の様子
施工後2日ほどは、のりが乾燥するときに、壁紙を保管していた場所のかび臭さが出ていました。3日ほどたつと、気にならない程度の匂いに落ち着きました。
施工直後は、壁紙に触ると少しのりの凹凸がありましたが、乾燥したらほとんど分からなくなりました。
以前、職人さんにクロスを張ってもらったときも、施工直後は若干凸凹している感じがしましたが、数日後には気にならなくなっていました。施工直後の数日間は、乾燥のための期間と考えておくとよさそうです。
まとめ
トグラーの穴は、石こうボード用の穴埋めパテで埋めて壁紙を張り替えれば、ほとんど分からなくなります。リフォームで余った壁紙を保管しておいたおかげで、費用はパテ・のり・道具の約3,000円で済みました。
画鋲の跡や壁紙の隙間など、もっと小さな補修は「壁紙の隙間を埋める・画鋲の跡を埋める」で紹介しています。



